ろく先生の保育ダイアリー

30代男性保育士の日々と考えと、ときどき私生活

コロナからの解放?

こんにちは ろく先生です!

 

コロナが流行り出してから何年が経ったのでしょう。外出制限、マスク争奪戦、おしゃべり禁止など制約が多くて辛かったですね。

 

5月8日からコロナウイルスが5類に下がると言うことで、この制限された生活も解放されることでしょう。

 

かく言ううちの院内保育所でもクラスターが発生して、一時閉園になりました。

 

はじめにコロナに感染したのは『私です』。

なんか咳が出るなと思った金曜日、咳が続いたので日曜日に抗原検査をすると陽性でした。

 

あの時の絶望感、ゾワっとしました。。

まさか掛かるとは、何回も見直して確認しましたが陽性反応は変わらずで相当落ち込みました。

 

上司に連絡するのま躊躇い、30分くらいスマホを握りしめて「なんて言おう」「なんて言われるかな」「出勤してた時に咳してたから広まったかも」と色んな考えが頭の中にありました。

 

意を決して電話をすると、めっちゃビックリしてましたね。そのまま自宅待機となり、保育所では子どもたちや職員に感染することなく安心しました。

 

無事に自宅療養期間も終わり、明日から出勤だ!と思っていたら1本の電話が、、上司でした。

 

なんと子ども複数名と職員1名がコロナに感染して、明日から閉所しますという連絡でした。

 

僕がコロナになってから10日経っていたので、僕からの感染ではないとのことでしたが、なんだかいたたまれない気持ちになりました。

 

それから数日後、自宅待機期間も終わって保育所が開所しました!

 

まだ数名の子どもたちだけの登園でしたが、元気な子どもたちを見られて安心しました。

 

5類に下がるからと言って、コロナの感染力・症状は変わりませんので、今後も注意が必要になって来るでしょう。

 

世間はマスクを外す外さないで揉めたらしていますが、コロナが無くなった訳ではないので、マスクをしている人を悪く言うのは違うと思います。

 

そういうのは違う、正義を履き違えてる。

 

僕は自分がコロナになるのはいいです。

でも自分がうつすのは絶対に嫌!

だからマスクも付けるし、アルコール消毒もしていきます。それでも感染はしましたが、少しでも感染の可能性を下げるためにやります。

 

他人が言ってることなんて関係ない。

他人の正義よりも、自分がどうしたいかを優先させていきたいと思います。

 

マスクしてて嫌な顔されたら睨み返すんで。

 

コロナもインフルもなりたくないので、今後も対策して生活していこっと。

 

おしまい。

男性保育士は孤独戦士

こんにちは! ろく先生です。

 

私、保育士経験10年を超えまして、もはや中堅の立ち位置で役職を頂いております。

 

保育園という女性オンリーの職場で、男性保育士はどうやって生きていけるのか?

あの女性特有のドロドロした関係性の中での処世術を伝えていきたいと思います。

 

まず保育園の中に女性保育士が20名ほど居たとして、対して男性保育士は1.2名居るかいないかだと思います。

 

全く男性が居ないところもあります。実際に僕は学生のころに母園に実習をお願いしたところ、男性はお断りしていると言われました。。それも10年以上前なのでそういう所が未だにあるのか分かりませんが、、(悲しかった)

 

女性が数十人集まる環境ですから、それなりの派閥ができていました。表では「はい!そうですよね〜」と話していても、裏ではその人の文句を言う人もいました。

 

僕がそんな所でも人間関係に病みもせず、働いてこられたのは

 

『誰の味方にもならなかった』

 

からです。

 

実際に先輩から"あの副園長こういうとこ嫌だよね"と言われても「はいはい、、」のようにつまらない返事をして否定も肯定もせずに流していました。

先輩にこんな態度とって失礼ではありますが。

 

肯定をすれば副園長の敵になりますし、

否定をすれば先輩の敵になります。

相手の言葉に共感すれば、味方だと思われていつの間にかその派閥に入っていることになります。

 

職場の中で敵味方ができれば、働きづらくなるのは必須。同じ環境に居るのだからそんな状況で働きたくないですよね。

 

女性からすれば、男性職員が入ってくるとやはり警戒心が強くなると思います。

 

だからなのか、特にベテラン保育士お局さんは男性職員に厳しくなるのかな〜

 

実際に僕はベテランさんからいつもチクチク言われたり、他の保育士たちに僕のことで愚痴っているのを聞いたことがあります。

 

親戚にも男の子で保育士している人が居ましたが、毎日ベテランさんにいびられて、日に日に笑顔が無くなっていって最終的には辞めてしまいました。その後は保育士に復帰することもなく、別の世界へ行ってしまいました。

 

女性の気持ちになると、男性が入って来ると"怖い"という思うのでしょうか。だからこそ強く当たる部分も出てくると思います。

許しはしないが許しましょう。

 

 

あと、『自分の存在価値を探しましょう』

 

保育園の中では"男性"というだけでハードルが低いです。

「男か〜」「ちゃんと出来るのかなぁ」と他の先生たちよりも低く見られてしまいます。

 

それでも男性だからこそできることは、

力仕事です!

 

明らか女性よりも力があります。

「力仕事ばっかり、、」「男だからって、、」とは思わずに"男性"ということをフル活用してください。

 

僕は力仕事の時は必ず呼ばれますが、それは女性よりも前に出られる所なので率先してやりましょう。そうすれば自分の居場所を見つけられ、それからは保育の仕事をより細かくみてもらえて評価してくれるようになります。

 

男性で良いことと言えば、

よく言えば目立ちます。

実際に夏祭りで保育士のアイス早食い対決という企画があり、事前に子どもや保護者が誰が1番になるか予想して投票するものでした。結果、僕は1番人気でした!

保護者の方からもたくさん話しかけてもらうようになり、一気に知名度が上がりました。

 

女性保育士の中では埋もれてしまうかもしれませんが、男性保育士はオンリーワンの存在なので、必ず目立つタイミングがあります。そこがチャンス!自分はこういうことができますなどアピールして、特技が無くても一生懸命やれば誰よりも目につきやすいです。

 

女性だらけの中で不安なことも多いです、てかほとんど不安です。自分1人が男性だと、、

それでも子どもや保護者の方々が味方になってくれますので、目の前の仕事を頑張りましょう!

 

 

保護者の中にも"男性"ということでかなり強く警戒心を持つ方もいます。。

 

これはまたの機会に。

 

 

おしまい。

もう虫歯あるの?

こんにちは ろく先生です!

 

本日、4月18日は『よい歯の日』です。

毎日の歯磨きは大変ですよね?子どもが歯磨きを好きでいてくれるならいいですが、苦手だと毎回戦いになりますよね。

 

歯磨きは虫歯にならない為の大事な行為ですので、毎日の歯磨きが大切になってくると思います。

 

でもご存じでした?

 

生まれたばかりの子どもの歯には、

虫歯菌はいないんですよ!!

 

ではどうして虫歯になるのか。

 

それは、大人の虫歯菌が感染るからです!

 

主な原因としては、

 

1.離乳食の始まり

母乳やミルクが終わると離乳食が始まります。(並行して行う家庭もある) 離乳食が少し熱くて、大人がフーフーと息を吹きかけて冷まそうとすると、唾液を介して感染ることが多いです。

なので、熱すぎた離乳食はスプーンでかき混ぜたり冷めるまで待つ、器を氷で冷やすなどした方が良いと思います。

 

2.愛情強めスキンシップ

生まれたばかりの子どもは本当に可愛い!ましてや1人目ともなると愛情も強くなると思います。

そんな天使の口にチューしてませんか?

大人が子どもの口にチューをすると、虫歯菌が感染ります。可愛い過ぎる子どもへしたいかもしれませんが、まずはほっぺで我慢してください。口には3歳頃まではやめたほうがいいです。

 

虫歯に1番なりやすいのは1歳半〜2歳半と言われています。離乳食が始まり、この頃からいろんな物を食べ始めるようになるからです。

 

その時期はしっかりと歯磨きをして、フッ素入りの歯磨き粉を使用するなど、注意してケアしていけるといいと思います。

 

乳歯で虫歯になると、永久歯への影響が怖いのです。

永久歯の形成異常や変色の原因になります。虫歯を放置すると根本に膿が溜まり、歯がもろくなる原因になります。

 

さらに悪化して歯に穴が空いたりすると、歯ブラシでは充分に磨けず、状態は悪化して口臭の原因にもなります。

 

さらにさらに、永久歯の歯並びが悪くなったり、痛い虫歯を避けてご飯を食べると顎の発達を妨げることにもなります。そうなると言葉の発達へも悪影響です。

 

子どもの頃の小さな影響は、大人になってからの甚大な影響に繋がります。

 

これは子どもだけでは防げません。

 

一緒に住んでいる家族みんなで気をつけていかなければ虫歯は防げませんので、みなさんで協力して子どもの歯を守っていきましょう。

 

おしまい。

保育士は日曜日もお仕事?

こんにちは ろく先生です!

 

月曜日から金曜日までお仕事おつかれさまです。土曜日出勤もあると6連勤になる方もいると思いますが大変ですよね。

 

ところで月案・週案・経過記録はいつの時間に書いていますか?

 

保育士は子どもが居る時間帯が勤務時間となっているので、事務作業をする時間はほとんど設けられていないと思います。子どもがお昼寝中や夕方の延長当番ではないときの少しの時間が保育士にとっての自由時間かなと思います。

 

とは言っても休憩をとる人はほとんどいないと思います。そんな時間があるならやらなければいけないことが山積みなので。

 

保育園に来ている間はクラス製作や行事の準備など、保育園に居なければ進められない仕事を優先していますよね。画用紙もテープも保育園にあるのですから。

 

では経過記録などの書類はいつ・どこで書いているのでしょうか。

 

家に帰ってから書いている!

 

結局これですね。

 

その日に帰ってから書く人もいますが、日曜日などの休日に休み返上で書類を書いている人は多いでしょう。

 

平日は遅くまで残って仕事をして、帰ったらごはん食べてお風呂に入ってるとなんやかんやで寝なければいけない時間になっていると思います。

 

なので落ち着いて書ける時間は休日なのです。

 

僕の場合は、平日家に帰るとやる気が絶対に起きないので、仕事が終わったらそのままマンガ喫茶に行って書いてました。マンガが近くにあるので確かに誘惑が多いですが、ドリンクを飲みながら個室で集中できました。

 

「ここまで書いたらちょっと休憩でマンガを1話読もう」と決めてました。それで割と進められたので良かったです。

 

あと申し訳なかったのですけど、友だちの家に数人で遊びに行ったときに、友だちがゲームをやっている横で書いてました。(ゲームの順番待ちの時)

 

保育士の仕事で書類を書くことは非常に多いです。それなのにその時間は設けられてはいません。勤務中空いている時間を書類作成に費やせれば終われると思いますが、他の仕事も多いので書類は後回しになりやすいです。

 

僕は現在院内保育施設で働いています。認可の保育園よりもやる仕事は少なくなり、定時には帰れるようにはなりましたが、書類に関しては家でやることが多いです。

 

それについては上司に抗議していますが、まあ話を聞けない人なのでその話題から逃げられています。

 

結局のところ保育士という仕事は、自分の時間を切り売りしていかなければ続けられない仕事です。それなのに薄給で責任感がかなり高い仕事です。

 

僕はそれが続かず、院内保育施設に転職して副業しています。

 

今この瞬間も仕事をしている方はいると思います。

作品展・発表会などの行事の前は今よりもやることが増えますので、覚悟したほうがいいですよ。

 

なんて脅しをかけましたが、自分の時間も大切にできるように、手を抜けるところはしっかりと手を抜いて仕事をしていってください。他人は他人の70%と100%の違いなんて分かりませんので。

 

休みの日は少しでも仕事のことを忘れてください!

 

おしまい。

初めて保育士になった日。

こんばんは ろく先生です!

 

保育士になって10年超えました。

正直、未だに続けているとは思わなかった。

もう中堅ですね。

 

きっとこの4月から新人保育士として働き始めた人も多いと思います。

夢見ながらみんなキラキラしてるんだろうな。

 

僕が保育士になった4月は忙しすぎて未だに記憶が無いです。

そんな中で行事があって、月の製作があって、保育園の壁面作りがあって、日々の連絡帳を書いてとやることがあってと毎日21:00過ぎまで保育園に残ってたかも。。

 

そもそも4月になる前の新年度準備が有りすぎて休みの日は一日中やっていたと思う。

 

あの時は1回目の、保育士になったことへの後悔だったかな。

 

子どもともまだ距離があってあまり懐いてもらえなくていっぱい悩んで、保育士になって良かったのかな、向いてるのかなと思ってました。

 

それでも保育士を続けています。

 

続けられているのは、保育士をして初めて受け持ったクラスとの最後の日です。

 

僕は系列保育園への転勤で1年で子どもたちと離れることになったのですが、最後の子どものお迎えの時に、お母さんたちが「先生のおかげで男性が苦手だったのが良くなりました。ありがとうございます。」と涙を流してくれました。

 

その時には僕も泣いてしまって、1年間めっちゃ辛かったけどそれで報われたような気がして嬉しくなりました。

 

他のお母さんは、「私人見知りで、、」と最初に言われて距離があったお母さんも泣いてくれて。心を開いてくれたと思いました。

 

その時の感動が忘れられず、未だに保育士やってるのかも。

 

なにせ1番懐いていた2人子どものお母さんたちが感謝してくれて涙まで流してくれたんだもの。

 

誰かに涙を流してまで感謝を伝えられたことなんて初めてだから、このことは忘れられない。

 

確かに保護者と距離を詰めるのは、保育士の仕事の中で1番難しいかもしれません。でも、子どもとの関係が深まると自然とお母さんたちとの関係性も出来てくると思います。

 

子どもが先生のことを好きになってくれると、お母さんたちは少しずつ信頼してくれるので、子どもと毎日遊んで楽しく過ごしていくという当たり前を続けていけば、最後にはこんな感動が待っていると思います。

 

これからどれだけ悩んでも”保育士”の役割と仕事を考えて、それを続けていけば子どもは自然と先生を好きになってくれます。

 

子どもが好きなだけでは仕事は務まりませんが、まずは好きじゃないと務まりませんので、子どもと両想いになれるように頑張っていきましょう。

 

おしまい。

 

 

 

 

 

今日から新年度☆

こんばんは、ろく先生です!

 

令和5年度始まりました!👏

3月まで12名だった子どもたちは半分の6名になり、1名新入園児が入って7名でスタートしました。

 

僕は初の0歳児担任になりましたが、まだ0歳の子が入園しておらず、現在はフリー状態です。やることと言えば施設内の片づけやらキレイに掃除やらでたいして子どもと遊んでなかったな。。

 

しかし、今日から入園してきた1歳児の子は全然泣かなくて良い子!

 

ただ問題があるとすれば、、お母さんかな、、

 

3.4か月前から入園が決まっていたのに一度も来た事なくて今日がお初。

連絡はすべてメールでのやりとり。

 

お互い今日が初めましてでお互いどうして良いやら。。

お母さん不安じゃないのかな?

 

うちは院内保育施設だから、保護者の方々は皆さん病院関係者。

こちらのお母さんは外科医らしいですね。

お医者さんのことはよく分かりませんが、相当大変なのでしょう。

 

まぁ初日ですから、明日からお子さんのほうは泣いちゃうかもしれませんが、頑張って乗り越えてもらいましょう。

 

ただいつも思うけど、迎えに来たりするのってお母さんが圧倒的に多いよねぇ。

お母さんの職場の近くの保育園に預けたりと、結局子育ては女性の仕事というのは太古の昔より変わっていませんね。

 

女性は何年も前から社会に進出してきて自ら稼ぐ力を身につけているのに、男は未だに仕事をやっているからと家事も育児もたいしてやらずに成長しないね。

 

このことについてはまた言いたいので、まとめてから書きます。

 

おしまい。

これでお別れ。最後の日。

こんばんは、ろく先生です!

 

 

3月31日。

 

この日は1歳児からの2年間受け持ったクラスの子どもたちとのお別れの日。

 

最近は「抱っこして!」が多くて、1人抱っこすれば「わたしも、わたしも!」と、結果2歳児を3人同時抱っこが続いていたな。3人とも女の子です。

 

この子たちは特に環境の変化に敏感で、自分たちが新しいところに行くことを喜びながらも不安がっていました。

 

キレイで可愛い制服が着られたり、初めての遊具で遊べるなど嬉しいこともたくさんあって早く新しいところに行きたがっていたのに、終わりの日が近づくにつれて自宅で「ろく先生と離れるの嫌!」と言っていたそうで。。

 

そんなこと言ってもらえるなんて本当に幸せ感じてます。

 

うちの保育所は普通の認可保育園と違って病院が経営する院内保育施設です。一応小学校上がるまでの未就学前までお預かりすることはできますが、なにせ狭い施設で定員も15名なので、友だちも多くはできないし、成長していく子どもにとっては窮屈であまり長居する場所ではないのかなと思います。

 

なのでうちの保育所では3歳児に上がるタイミングで他の保育園・こども園への転園を勧めています。

 

結果受け持った2歳児はみんな転園しました。

 

朝登園してきてお母さんたちが「今日で最後ですね。」「寂しいですがいっぱい遊んできてほしいです!」言って仕事に向かわれました。

子どもたちはいつもと変わらずで、速攻遊んでましたね~。

 

今年は桜の開花が早くて公園に行ったら桜満開で、最後に記念写真撮られて素敵な思い出ができました。

 

そして時刻は17:20。お母さんたちが揃って迎えにきました。

 

珍しく皆さん一緒だなあと思ったら、お母さんたちと子どもたちから色紙のプレゼントがありました!中身の半分は子どもたちの保育所での写真や家でのプライベート写真がたくさん貼ってあって、もう半分はお母さんたちからの寄せ書きがありました。

 

これは嬉しすぎる!「うちの子は先生のことが大好きで、保育所に行きたいではなく、ろく先生のとこに行きたいと言っており、本当に大好きなんだと思いました。ありがとうございました。」などと書いてくださってウルっときました。

 

入園してからのことを思い出しながら話していると、お母さんが涙を流し始め、それを見て僕も少し泣いてしまいました。基本的に人前では泣きたくないけど何年か振りに泣いてしまった。

 

本当に最後なんだなと思ったが、当の本人たちは変わらず子ども同士で遊んでたなあ。

7月には夏祭りがあるからそれにはぜひとも参加してもらって、久しぶりに会いたいと思います。きっとモジモジして話せないかもしれないけど、それでも会えることを嬉しく思う。その日まで元気でね。先生も同じ場所で待ってます。