ろく先生の保育ダイアリー

30代男性保育士の日々と考えと、ときどき私生活

男性保育士は孤独戦士

こんにちは! ろく先生です。

 

私、保育士経験10年を超えまして、もはや中堅の立ち位置で役職を頂いております。

 

保育園という女性オンリーの職場で、男性保育士はどうやって生きていけるのか?

あの女性特有のドロドロした関係性の中での処世術を伝えていきたいと思います。

 

まず保育園の中に女性保育士が20名ほど居たとして、対して男性保育士は1.2名居るかいないかだと思います。

 

全く男性が居ないところもあります。実際に僕は学生のころに母園に実習をお願いしたところ、男性はお断りしていると言われました。。それも10年以上前なのでそういう所が未だにあるのか分かりませんが、、(悲しかった)

 

女性が数十人集まる環境ですから、それなりの派閥ができていました。表では「はい!そうですよね〜」と話していても、裏ではその人の文句を言う人もいました。

 

僕がそんな所でも人間関係に病みもせず、働いてこられたのは

 

『誰の味方にもならなかった』

 

からです。

 

実際に先輩から"あの副園長こういうとこ嫌だよね"と言われても「はいはい、、」のようにつまらない返事をして否定も肯定もせずに流していました。

先輩にこんな態度とって失礼ではありますが。

 

肯定をすれば副園長の敵になりますし、

否定をすれば先輩の敵になります。

相手の言葉に共感すれば、味方だと思われていつの間にかその派閥に入っていることになります。

 

職場の中で敵味方ができれば、働きづらくなるのは必須。同じ環境に居るのだからそんな状況で働きたくないですよね。

 

女性からすれば、男性職員が入ってくるとやはり警戒心が強くなると思います。

 

だからなのか、特にベテラン保育士お局さんは男性職員に厳しくなるのかな〜

 

実際に僕はベテランさんからいつもチクチク言われたり、他の保育士たちに僕のことで愚痴っているのを聞いたことがあります。

 

親戚にも男の子で保育士している人が居ましたが、毎日ベテランさんにいびられて、日に日に笑顔が無くなっていって最終的には辞めてしまいました。その後は保育士に復帰することもなく、別の世界へ行ってしまいました。

 

女性の気持ちになると、男性が入って来ると"怖い"という思うのでしょうか。だからこそ強く当たる部分も出てくると思います。

許しはしないが許しましょう。

 

 

あと、『自分の存在価値を探しましょう』

 

保育園の中では"男性"というだけでハードルが低いです。

「男か〜」「ちゃんと出来るのかなぁ」と他の先生たちよりも低く見られてしまいます。

 

それでも男性だからこそできることは、

力仕事です!

 

明らか女性よりも力があります。

「力仕事ばっかり、、」「男だからって、、」とは思わずに"男性"ということをフル活用してください。

 

僕は力仕事の時は必ず呼ばれますが、それは女性よりも前に出られる所なので率先してやりましょう。そうすれば自分の居場所を見つけられ、それからは保育の仕事をより細かくみてもらえて評価してくれるようになります。

 

男性で良いことと言えば、

よく言えば目立ちます。

実際に夏祭りで保育士のアイス早食い対決という企画があり、事前に子どもや保護者が誰が1番になるか予想して投票するものでした。結果、僕は1番人気でした!

保護者の方からもたくさん話しかけてもらうようになり、一気に知名度が上がりました。

 

女性保育士の中では埋もれてしまうかもしれませんが、男性保育士はオンリーワンの存在なので、必ず目立つタイミングがあります。そこがチャンス!自分はこういうことができますなどアピールして、特技が無くても一生懸命やれば誰よりも目につきやすいです。

 

女性だらけの中で不安なことも多いです、てかほとんど不安です。自分1人が男性だと、、

それでも子どもや保護者の方々が味方になってくれますので、目の前の仕事を頑張りましょう!

 

 

保護者の中にも"男性"ということでかなり強く警戒心を持つ方もいます。。

 

これはまたの機会に。

 

 

おしまい。